先日の記事で少しだけ紹介した、鉄コレ「東武ED5060」のヘッドライト点灯化の手順を紹介します。
※ブログリンクさせて頂いています「ランバラル様」が素晴らしい加工を行っています。私の加工は「走行時」重視で、外観を損ねる加工ですのでオススメはできません。
では、手順を紹介します。
電球色チップLEDと抵抗(560Ω)を脚で取り付けたものを作ります。
これを動力にハンダ付けします。
※何度も試し、動力の上部プラスチック部分を溶かしてしまいました。
※取り付けと除去を何度も行った結果、カーブ走行時にキュルキュルという音がでるようになりました。台車と集電金属部にオイルを付けると改善しました。
※動力部への直接のハンダ付けは推奨されるものではありません。また、付け直しはできるだけしないことが求められます。
次に、屋根板の端に穴を空けておきます。
また、ライトの砲弾型部分も削り取ります。
※この作業が、走行重視の理由です。走行して光れば砲弾型部分は見えませんが、停止させて撮影すると粗が見えます。我が家では2編成ありますので、1つはライト点灯の走行型、もう1つは停止させての撮影用として割り切れたため、この作業が実施できました。
そしてLED部分に注意しながら屋根パーツを嵌め、ライトを中央に調整します。
無事に点灯しました。
次に、ライトパーツを加工します。
ライト先端部分(砲弾型に埋め込まれる形になっています)を取り出し、更に薄くなるようヤスリで慎重に削ります。
そしてチップLEDに木工用ボンドで貼り付けます。
この作業があるため、チップLEDのハンダは裏側に盛っておきます。
次は、光漏れ対策です。
この角度から見ると、側面と後ろから光漏れしているのが分かるかと思います。
そこで、紙ヤスリを小さく切り取り、折り目を付けて貼り付けます。
これも木工用ボンドを使用しました。
だいぶ光漏れが減りました。
砲弾型をカットした後の様子を加工前の製品と比較。
細部を見れば粗が目立ちますが、走行させれば問題ありません。
今回の加工ですが、労力の割に動力が少々不調であること、やはり見た目が損なわれることで、やり直したい気持ちが大きいです。また、ランバラル様の加工方法を見て、なるほどと思った部分も大きいです。
次にやり直すとしたら、砲弾型部分下に穴を開け、光ファイバーか曲がるプラ板で導光部分を作り、電球色チップLEDを上向きに付けるとよいかなあと思いました。
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