昨日の記事で紹介したトミックスの橋上駅舎(近代型)の改良をおこないました。
橋上駅舎(近代型)は2つを接続すると対向式ホームや島式ホームにも対応できる便利な製品です。
しかしながら、説明書には「付属ジョイナー」を用いて「必ず点対照でご使用ください」と書いてあり、そのまま使用すると「点対照」になるわけですからホームに降りる階段が逆向きになってしまいます。ホーム中央で駅舎を使用するならば問題ないと思われますが、ホーム終端で使用したりする場合は違和感がでてしまいます。
メーカー推奨ではありませんが、以下の画像のように通路パーツを1つ挟むとこのように階段の向きを揃えて使用することができます。
しかしながら、これではホーム上に被さる駅舎の一体感が出せません。
両方のホームが違う会社線ならば、このような駅を見ることができるかもしれません(このタイプとしては、東飯能駅などが浮かびました)が、中央の通路がどうしても気になってしまいます。
そこで、駅舎同士がきちんと接続し、かつ階段の向きが揃うように製品に少々手を加えました。
まず、駅舎のうちの1体を分解します。
次に、階段パーツ上部の凸部分。
この出っ張りをカットします。
そして、階段を製品と逆向きにし、接着剤で駅舎本体に固定します。
階段の穴の向きは逆になりますが、目に付かないところですので気にしないようにしました。
当然、改札口やコンコースも逆向きになりますが、外から見えないところですのでそのままにしました。
駅舎同士をつなぎました。
左:改良後
右:元の製品
これで、階段の向きを同じ方向にしながら駅舎自体も接続することができました。
ホームに置いてみます。
イメージ通りになりました。
駅の反対側御は壁になっています。
通路パーツを1個挿み、ズレ防止としました。
ホーム越しに見てみます。
駅舎同士を直接つなぐことで、駅舎自体の一体感を出すことが出来ました。