近鉄通勤車を異形式連結させたくて、先頭車の連結器をTN化しました。
1992年頃から15年近く鉄道模型を遠ざかっていた私にとって、模型を再開した時に一番分からなかったのが「カプラー」関係でした。KATOカプラーには複数の種類があったり、「TNカプラー」「ボディマウントカプラー」という用語は???という感じで、皆さまのブログを読みながら、また、自分で鉄コレなどのカプラーを交換しながら理解を深めていったというのが実際のところです。
そして最近、近鉄通勤車を続けて導入したことで異形式連結をさせたくなり、このたび初めてトミックスの「JC25」を購入した次第です。前置きが長くなりましたが、自分なりの手順を載せていきます。
まず、これが購入してきたJC25です。
タムタムで1個252円という安さでしたが、大量に買うとなると値が張る感じですね。
JC25の連結器部分を外し、製品に元々付いていた台座部分に取り付けます。
この過程で、連結器部分のコの字形の支えや連結器根元のバネ部分を外してしまい、何とか元通りにしました。ただ、一度分解してしまったことで構造が理解できました。
まずはGM2610系の両先頭車を交換。
これはそのまま交換できました。
次に、マイクロの8000系先頭車を交換。
これは裏側が台車枠に干渉しますので、ビスタ2世様の過去記事を参考に裏側を一部カットして取り付けました。また、この作業を通して右側先頭車にスカートが無いことに気づきました。
部屋の中を探すと…
破損したスカートが出て来ました(汗)
この後、うまく接着できましたが、早いうちに見つかって良かったです。
次に、先日購入してきたGM1252系の先頭車もTN化しました。
車体を外し、スカート部分の連結器をTNカプラーに交換します。この製品、車体と床下がキツイので外すのに慎重さが必要でしたが無事に交換できました。
実際に連結して具合を確認します。
左はマイクロ8000系、右はGM1252系です。異形式車両の連結、無事にできました。
カーブの通過具合も確認。
画像はGM2610系同士の連結ですが、C280も無事に通過しました。
JC25、何とか使いこなすことが出来そうです。
カプラーに限らず、鉄道模型を離れた時期で出てきたギミックやパーツ類、実は理解していないものも多いです。もし記事の中で何かありましたが、ご教示頂けると嬉しいです。