先日、「さよならあけぼの」を購入した時に思い出したのが、こちらの機関車。
トミックス初期製品のEF64-1000です。30年前の1985年夏休みに初めて買ってもらった機関車です。当時はちょっとしたNゲージブームがありまして、友人たちはEF65-1100を揃える中、私は地元のエースだったEF64-1000を買ってもらった思い出があります。
1987年、JR発足時には発売されたばかりのJRマークを取り付けていました。
いまだに変色や剥がれがないのが凄いです。
しかしながら、スプリングや車輪のゴムがいつの間にか無くなり、動かないままになっていました。
そこで、今回「さよならあけぼの」を整備した時にこのロクヨンの存在を思い出し、動くかどうか整備してみようと思ったのがレストアのきっかけでした。
前置きが長くなりました。さっそく手順を紹介します。
まず買って来たのがこちら。車輪ゴムとスプリングです。
こちらを台車にセットします。
果たして動くでしょうか…。
見事に復活です。
そうなると、分解してみたくなってきます。
上部の重りを外します。
基板を上に持ち上げるように外すと、ギアなどの部分が出てきます。
台車上の黒くて長いパーツをピンセットで内側にずらすと、ホコリの塊が巻き込まれていたりしましたので、台車も外して除去します。
※この黒くて長いパーツですが、この位置に普通に戻っていれば大丈夫なのですが、ズレやすいので注意が必要です。(私の場合、ズレたことに気付かず、なかなかうまく組み上げられませんでした。画像のこの位置を覚えておけば大丈夫です。)
ここまでやったなら、電球色LED化も試してみたくなりました。
抵抗を取り替え、電球色LEDを取り付けました。
テストします。
きちんと光りました。
車体を嵌めこんでみます。
思ったより強く光らず、しかも光漏れ…。
この辺りは今後の改善が必要ですね。
いずれにしても、思い出のある旧製品のEF64-1000が無事に走るようになりました。ナンバーもどこかから調達してきたいと思います。
また、LED化はあまり効果が見られませんでしたが、いずれこの加工だけでも記事にしたいと思います。