我が家の2連+4連になっている近鉄の通勤車を整備しました。
整備していて改めて気付いたのですが、2連+4連になっているものはすべて異形式併結になっていましたので、記事にしていきます。
まずその前に、近鉄の通勤型を簡単に紹介します。
左は近鉄というとイメージしやすい丸型の古い車両、次は角型で近鉄のほぼ全線でよく見かける車両、その次は3扉の5200系、そして一番右が「シリーズ21」と呼ばれる新型の車両です。近鉄ではこれらの車両を形式に関わりなく併結して運転しています。
ただ、模型では製品化されている車両が限られていたり、2連にも動力があることで併結しにくかったりなど、実車とは違う制約があります。そんなことを考えながら、我が家なりに組み合せた結果を紹介します。
まず、奈良線の2+4連。
こちらが奈良方向にあるマイクロの8000系4連。丸型の古い車両です。
その後ろに繋がるのは1252系2連。
丸い形の車両の後ろにぶら下がる角型の2連。この後ろ姿が好きです。あと、マイクロとGMで色味の違いがありますが、気にしないようにしています。
次は、大阪線系統の車両です。
宇治山田寄りが2610系4連。
そして併結相手は鉄コレの1200系2連。
実際に2610系+1200系があったかどうかは分からないのですが、2610系に組み合せる車両がなかったのでこのようにしました。どちらもTN化してありますが、鉄コレの方は台車にカプラーを入れて連結してあります。ただ、GMと鉄コレでは車体の大きさが違うので、この組み合わせはいずれ解消してしまうかもしれません。
次は大阪線系統で、もう1本紹介します。
まずは宇治山田寄りに5200系4連。
後ろに繋がるのは9020系2連。
どちらもGM製です。TN化していませんので、ドローバーで連結しています。
以上、3編成の連結部分です。
上は奈良線用の角型+丸型、真ん中はシリーズ21に5200系、下は大阪線用の角型に丸型と、それぞれ特徴があるのが分かるかと思います。
また、奈良線と大阪線では車両の向きが逆になっています。
同じ2+4連ですが、奈良線はパンタ付き車両が先頭、大阪線はパンタ無し車両が先頭になっていますね。
この辺りも変化があり、複雑でありながらも模型化の際には楽しい部分です。