解体済の前レイアウトですが、解体前に試したことがありましたので記事にします。
このレイアウトですが、撮影するといつも何かリアルさに欠けるところがありました。
車両を中心に撮影したとしても、何かが足りない…。
その足りないものが、実は自然光のような明かり、あるいはそれに代わる背景が無いことに思い当たりました。
レイアウトのある場所は、照明は蛍光灯で、窓からは離れた白い壁際に位置しています。また、レイアウトも住宅地などが中心で、山があるなど起伏に富んだ地形ではなくて、ほぼ平地を再現したものになっています。
そうすると、レイアウト全体は何となく暗く白っぽい感じとなり、そこが特に撮影した時にリアルさに欠ける点ではないかと思いました。
そこで、せめて背景に空を表現するだけでも違うのではと思い、少し試してみました。
まず買ってきたのは、百均のスチレンボード(青)です。
これを背景に置いてみました。
これはかなりの効果が出ました。自然光がない中で背景にアクセントが付き、手前の建物がクッキリとしてきました。しかしながら、少し青が濃いように思いましたので…。
ハンズでバラ売りしていた水色の模造紙を買ってきました。
早速背景にすると…。
まさに空ができました。
空ができたことで建物も立体的に浮かび上がるように見えます。
本来は自然光が入ることが理想だとは思うのですが、そのように出来ない場合は背景に水色(少し薄めの方がよさそうです)の用紙を使うだけで建物が立体的に浮かび上がり、リアルに見えます。また、撮影した時も暗いイメージにならず、奥行きが生まれる効果がありそうです。
現在、このレイアウトは解体していますが、この方法は今後に活かしたいと思います。