整備しているトミックス製185系0番台ですが、白色LED化しました。
加工自体はすぐにできました。
しかしながら、ヘッドライト部分へのマッキー着色が足りずヘッドライトが電球色のようになっていません。また、クリアレンズとライトケースの構造上、ヘッドマークが半分しか光っていないように見えること、テールライト点灯時はヘッドマークが非点灯になるなどの欠点もあります。
では、作業手順です。
これが取り出した基板です。
手前がヘッドライト側、奥がテールライト側です。
基板から豆球などすべて除去します。
コツですが、古い基板ですので押し付けるようにすると左の画像のようにすぐに折れ曲がるか、基盤が割れてしまいます。そのため、ハンダ吸い取り線を使わずにハンダを溶かしてハンダゴテの先で豆球などを落とすように取り除きました。
(たまたま予備の基板を持っていたので助かりました。)
次に、基板にチップ抵抗(1/2W,560Ω」を取り付けます。
チップ抵抗を取り付けた基板に、白色LEDを画像の向きで取り付けます。
脚は短くカットし、ピンセットで押さえながらハンダ付けしました。
完成した基板です。
点灯試験。
無事に光りました。
あとは、ライトケースを車体にはめ込みます。
手順ですが、まずはライトケースにヘッドライトのクリアレンズを入れ、車体に収めます。
次に、テールライトのパーツを取り付けます。
最初はこの手順が分からずに手間取りましたが、手順が分かればすぐに収められます。
交換前と交換後の比較です。
左:交換後
右:交換前
やはり交換後の方が強い光が出ているのが分かるかと思います。
あとはヘッドライト部分にマッキーを根気よく着色しながら電球色のようにしていかれればと思います。
また、冒頭でも書きましたが、ライトケースの構造によりヘッドマーク部分が左半分しか光っていないように見えること、テールライト点灯時にはヘッドマークが光らないことが難点です。
いずれにしても、動力不動で車体にキズがあった1,250円の編成が、無事に光って動くようになっただけでも良かったです。
この185系は6両ですので、現在の波動用編成として楽しみながら、サロなどを買い足して7両編成にもできるようにしていきたいと思っています。
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