近鉄2610系の組み立てですが、今回は床下を中心に組んでいきます。
まずはパーツの確認です。
新しい構造ですね。最初はパーツに面くらったのですが…。
主なパーツはこの3点。
床下2枚に座席パーツ。これに集電板を入れたり重りを付けたり床下機器パーツを接着したりします。
では、先頭車から組んでいきます。
まず取り出したのは先頭部の集電板、電気切り替えスイッチ、オモリです。
これを、集電板、スイッチの順に入れ、集電板や重りを入れます。
この時、床下パーツの向きは重り部分にある「←」の向きにしておきます。
また、集電板は、穴が開いた面が互い違いになります。
集電板やスイッチ、オモリを入れたら他のプラパーツを組んでいきます。
これらのプラパーツですが、集電板などが正しく入っていればバチバチと組んでいけます。また、この時に集電板がズレやすくなりますので、机に置きながら端から順にパチパチ嵌め込めば大丈夫です。
組みあがった床下です。
次に、スペーサーを取り付けます。
床下パーツがきちんと収まっていれば、スペーサーもカッチリと入ります。
上が先頭車部分、下が中間車部分です。
このときに、床下パーツがきちんと収まっていなければスペーサーがはまりませんので、このスペーサー取り付けがこれまでの手順の確認ともなります。
そして台車を取り付け。
台車ですが、従来製品はネジ止めでした。
また、集電構も金属が台車をカッチリと掴む形になっています。
今回の製品ははめ込み式になっており、集電構造も違っているため台車の転がりも改善されています。
この台車を床下に嵌め込みます。嵌め込む際には集電のための出っ張りを折り曲げないよう注意が必要です。
次に床下機器を取り付けます。
床下機器パーツをランナーから切り出し、それぞれ各車両に接着します。
なお、接着剤を用いたのはここが初めてです。
また、同じ床下機器でも動力ユニット用とトレーラー車用では取り付け穴の数に違いがありますので、説明書通りに対応させれば間違いありません。
これで床下部分が組みあがりました。
中間のサは、ここまでの作業で終了ですのでここで車体を被せます。
1両が箱形にできました。
次は、動力車両と先頭車両の床下を整備します。