少し前ですが、動力が不調の車両がありました。
こちらはトミックスのE231系1000番台の動力車です。
何気なく分解してみると…。
ギアの部分を少し弄っただけで、ホコリのカタマリが出てきました。
これにはさすがにギョッとしました。このカタマリは油(グリス?)がしみ込んだような状態です。これを除去したところ動力は軽やかに動きました。
そこで、手持ちのトミックス動力のほとんどを点検することにしました。
画像のように、動力部分のギアを点検していきます。画像のように、ほとんどの動力でギアにホコリが絡まっていました。
ピンセットでギアを傷つけないようにホコリをつまみます。
こちらの動力からもホコリが出てきます。
分解した動力のギアのほとんどから、このようなものが出てきました。
今回、特に感じたのはレール清掃用の綿棒と思われる糸(綿状)のホコリが非常に多かったということです。もしかしたらレール清掃時にジョイナー部分に綿棒の綿が引っ掛かっていたのかもしれません。綿棒の材質も検討の余地がありそうです。
いずれにしても整備した動力はどれも快調。定期的なメンテナンスの必要性を実感しました。
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