昨年のレイアウトの進捗を振り返ります。
まずは一昨年、レイアウトの土台を決めたことが大きかったです。
このように、アウトドア用テーブルの上にスタイロフォームを置くところからスタートしたのが昨年でした。
大きさは2400×1050で、軽量化とともにいざという時に片付けられることで土台にめどがつきました。
また、レールはワイドレールを使うことでバラストを撒かなくても済むことに加え、念願の3複線化を果たしたところからのスタートでした。
しかしながら、3複線では私鉄などの車両が似合わず、さまざまな車両に対応できていないのが課題でした。
そこで、レイアウトの手前側を交換可能なモジュール化を図ったのが、昨年のレイアウトの進捗となります。
まず、レイアウトの奥側直線(将来的には駅を設置)とカーブの部分を3複線で残し、手前側直線部分(1200mm)を入れ替え可能な構造にします。
通常は、3複線の直線バージョン。
TOMIXのボード(600×300)を二つ繋げてグレーに塗り、ワイドレールを敷いただけのボードですが、王子~大宮間の3複線が楽しめます。ワイドレールですので、柵や河川柱の設置は自由です。また、レールを2本減らすと複々線となり、アーバンネットワークの車両が走行可能です。
次に、単線と複線を楽しむボードを作りました。
こちらもTOMIXの600×300のボードに築堤を作り、レールと田んぼを載せただけの状態ですが、これで単線および複線が楽しめます。レールは3複線時の一番奥側1本(3複線時は京浜東北線南行)が単線レール、手前側2本(3複線時は貨物線)が複線レールとなり、東武伊勢崎線や近鉄などに似合う形としました。
さらに、ボードを外してワイドレールに側壁と支柱を取り付け…。
まずは高架複線バージョン。近鉄大阪線や奈良線のイメージです
そして高架複々線バージョン。
東武伊勢崎線の北千住~北越谷間のイメージです。
まとめます。
まずは2016年にレイアウトのテーブルや土台が決定し、3複線化が完了しながらも、私鉄車両には似合わない走行環境からスタートしました。
その解決のため、レイアウト手前側を
・地上3複線、地上複々線が可能な都市型ボードの設置
・地上単線、地上複線が可能な郊外外ボードの設置
・高架複線、高架複々線が可能な支柱と側壁の用意
という形で、さまざまな車両が走行可能としました。
レイアウトの奥側直線とカーブ部分はコの字型に線路が6線で残りますが、手前側だけを中心に眺める形にすれば、走行させていても違和感はありません。
レイアウトのコンセプトは決まりました。
今年は情景やボードの整備を中心に進めたいと考えています。(今年の進め方について、また記事で紹介できればと思います。)