以前から、夏の田んぼ(稲がある程度育った雰囲気)を再現したくて素材を探していました。
これまでは、芝マットを薄い板に貼り付けたものを使おうとしていたのですが、芝マットの値段が嵩んだり、板の加工が難しかったり、表面の強度に問題があったり、何といってもポロポロとカスが出たりすることなどが難点でした。
そこで、あれこれと素材を探していたのですが、先日、「安価で」「加工しやすく」「強度があり」「カスが出ない」素材が見つかりましたので、紹介します。
ダイソーの吸着マットです。
糸状のものが縫い込まれたような感じです。108円で300mm×300mm、丈夫な上に加工しやすく、カスも出ません。
さっそく試しに使ってみます。
裏面に薄いフィルムが貼ってあり、それを剥がして置くだけです。ノリは付いていませんが、ペタッと貼り付くように付きます。
カットして、レイアウト上に置きます。
イメージ通りです。
ただし、少々色が薄かったように思いましたので、アクリル塗料で塗ってみます。
緑の調合、かなり難しいです。
何通りかの色を作り、筆で載せるように塗りました。
どれもイメージと異なってしまいました。
見慣れれば、そのままでも十分使えそうです。
田んぼの中を行く115系。これに線路を築堤上に上げて柵を付け、田んぼにあぜ道を作ればそれらしく見えるでしょう。
安価で、加工しやすく、丈夫で、カスが出ない素材を見つけました。これでレイアウトの田んぼの部分を仕上げたいと思います。