以前に少しだけ記事にした、夏場の田んぼを表現できる素材について紹介します。
Nゲージの田んぼの表現としては、水田については水田マットがジオコレなどから製品化されたり、液体の素材やアクリル板を使った工法などがあります。
しかしながら、夏場の伸びた稲を表現する素材については既製品は無いようです。
以前には、この芝マットに板を貼りつける方法を取りました。
このような感じで、目の錯覚を若干使って、伸びた田んぼを表現しました。
しかしながら、芝のカスがパラパラしたり、板に貼りつけるのが難しかったり、板と芝マットで値段が嵩んだりと、あまり良い方法とはいえませんでした。
ダイソーのこの製品も考えたのですが…。
こちらもカスがポロポロすることや、何と言ってもサイズが小さいことから、コストが嵩むといった欠点がありました。
そのような中で見つけたのがこちら。
ダイソーの「ピタッと吸着マット」です。108円で30×30mm、かなりの広さが確保でき、ポロポロせずにカットもしやすい、おまけに色合いもちょうど良い(いくつかの色がありましたが、緑に近いものを買いました)と言った具合に、今までの欠点が全て解決できる製品です。
説明書きの台紙を取ると、このような感じです。
30×30というのはNゲージの市販ボードにも合う形です。かなりの広さが確保できます。
ちなみに裏面には薄いフィルムが貼られています。
フィルムがあるとツルツル滑る形です。フィルムを剥がすと、ペタッと貼り付くような感じになります。(糊が付いているのではなく、素材的に貼り付くような感じになります。)
TOMIXのワイドレールに沿って置いてみます。
いかがでしょうか。ちょうど伸びた稲のように見えます。
ポロポロとせずに丈夫、カットしやすく、広さもある上に安価、申し分ない素材が見つかりました。