GMの東武6050系が6両になりましたので、若干の整備を行いました。
左:基本セット(更新車)4両
右:増結セット2両(新造車Wパンタ)
東武6050系はこのように2両固定で連結のたびにドローバーを扱うのは手間がかかりますので、JC25を取り付けます。
また、基本セットの動力車は上り方向から3両目に入っているのですが、Wパンタの増結セットを先頭にすると動力車が前から5両目に来てしまい、常時推進運転となってしまいます。そこで、基本セット1両目のライトを3両目に、3両目の動力を1両目に取り付け、6両編成を組んだ時に動力が3両目にくるように作業しました。
まず、JC25の取り付けです。
左:T車
右:M車
JC25が台車に干渉しないよう、画像にある程度までカットしました。
M車の方はGクリアで取り付けてあります。
連結部分の確認。
こんな感じです。これでドローバーを使わずに、気軽にブツ6で連結できます。
ちなみに最初はこんな失敗を…。
作業開始直後にスカート部分を割ってしまい、気持ちが下がりました(汗)
パーツのみ取りよせか…とも思ったのですが、よく見たら増結セットにドローバー用のスカートがあり、事なきを得ました。
(GMのドローバー用スカート、外してしまえばJC25が取り付けられますので、以前にも近鉄の整備時にそれで助かったことがあります。)
次に、モハ6151のライトとモハ6161の動力を入れ換えます。
T車、M車ともに床下、動力をそれぞれ外し、窓ガラスや屋根、ライトケースを外します。ライトケースを外す際は、天井部分にマイナスドライバーを入れてテコの原理で外しました。(近鉄の車両での経験が活きました。ただし、推奨はしませんので作業は自己責任でお願いします。)
補足として、M車は3両目が想定されていますので、ライトケース内には基板は入っていません。
床下⇔動力の入れ換えをする際には、窓ガラスパーツも入れ換えます。
M用はツメが1つ、T車用はツメが2つです。
そして組み立て。
まずは前面の窓ガラスパーツが入っていることを確認し、側面窓ガラスパーツを入れます。窓ガラスパーツは中央の方向幕部分が上手く入るようにしてから両端を入れるとやりやすかったです。
また、ライトケースは慎重に車体に収める必要があります。そして床下→屋根と丁寧に入れていきます。
ここで、ライトケースも分解しましたので、画像を載せておきます。
1つのLEDでヘッドライト、標識灯を点滅させている構造です。
方向幕、種別幕が何とか点灯化ができないものかと思い、分解しました。これならば行けそうな気もしてきましたが、気力と時間がありません(泣)
これで、JC25取り付け、M車が3両目に来た6050系の編成ができました。
製品のままですとM車は5両目だったのですが、今回の整備で3両目となり、走行に安定性がでました。
…と、ここまでやって、基本セットのクハの床下同士の交換の方が簡単だったのでは…と今さらながら気づきました(泣)
この記事が何か参考になればありがたいです。
東武6050系、また走行シーンなどが紹介できればと思います。