レイアウトを作る際、メーカーや種類ごとにストラクチャーの土台の厚みが違い、道路が設置しにくいことがあります。先日、この件について「みどりぺんぎんパパ」様と話題になったので、私なりの方法を載せておきたいと思います。
もちろん、建物の土台が厚い(あるいは薄い)もので統一する場合は、道路も厚くする(薄くする)ことで建物と道路の段差は自然な形で解決しますが、今回は土台が厚い建物と薄い建物を混用する際の事例として、以下の方法を紹介します。
特に土台の厚みが顕著なのは、最近のジオコレではないでしょうか。
何も手を加えずに建物と車を置いた場合、建物の土台が自動車のボンネット部分やバスのタイヤ上くらいの高さになっていることが分かります。このままでは視線を下げた時にリアルさに欠けますよね。
そこで、このような方法を一案として紹介します。
手前のジオコレ2件はそのまま置き、道路部分にプラ板(1.2mm)、更にはGMの歩道を置きます。また、奥のコンビニはプラ板の上に置き、歩道部分をGM製に合わせました。(ちなみに今回は道路部分にプラ板を用いましたが、私がいつも使う道路の素材は薄いスチレンボードです。)
視線を下げるとこのような感じになります。
これでもジオコレの土台部分は高いですが、何もしないよりは段差が解消しました。
別角度からも見ておきます。
隣のコンビニはプラ板上に載せることでジオコレとの段差を解消しています。
他のストラクチャーの様子も載せておきます。
こちらはKATO製「庭のある家」です。プラ板上に歩道と家を載せてあります。自動車は歩道から車道に出る形となりますが、歩道と駐車場の段差は目立ちません。
次に、トミックス「中型ビル」の状態も載せておきます。
こちらもプラ板上に歩道と建物を載せました。車道、歩道、建物が割と自然な感じになっているのではないでしょうか。
最後に要点を整理しておきます。
・土台に厚みがある建物…プラ板+歩道で高さを合わせる。
・土台が薄い建物…プラ板(道路)と同レベルに置く、あるいは歩道を挟む。
※冒頭にも書きましたが、土台部分が厚い(薄い)建物で統一する場合は道路の厚みを建物に合わせるだけで解決します。今回は、あくまでも土台が厚い建物と薄い建物を混用する場合の事例として載せました。