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「大宮 高島屋」風デパート 製作過程

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最近の記事で登場している「大宮 高島屋」風デパートの製作過程を載せます。
 
まずはじめに、作り始めたきっかけを紹介します。
 
実は、最初に都市近郊風の情景を作りたいと思った時に、最初にイメージしたのは南海電鉄「堺東駅」でした。
イメージ 1
昨年5月に記事で「堺東駅」の街並みがバスターミナルなどがジオタウンに似ている等々を紹介させて頂いたのですが、都市近郊風レイアウトを作るのに堺東駅前の道路配置や雰囲気はピッタリだなあと思っていました。
 
また、南海と「高島屋」の関係は古くから続いています。この堺東駅にも高島屋が入っており、実際の店舗のマークをつけたらリアルだろうなあと思っていました。
 
それで、GM「中型駅」キットで似たような駅ビルを作ってみました。
イメージ 2
「高島屋」マークと「NANKAI」のロゴを入れ、イメージを掴んでいました。
 
と、ここでこの窓配置と「高島屋マーク」、どこかで見たような…そういえば大宮高島屋に似ている…と、この時点で気付きました。
 
そこで、元々オリジナルのストラクチャーも欲しいと思っていたこともあり、ならば大宮高島屋をイメージしたデパートを作ってみようと思い至ったわけです。また、大宮高島屋の前は古くからバス降車場になっていますので、バスコレを置くスペースも出来るというのも大きな理由となります。
 
そこで検討を始めたわけですが、GMキットのままだと少々大きさが小さい気がすること、2セット以上用いた場合に接続面の処理や強度に不安があることなどから、トミックスの「中型ビル」にGMの壁面パーツを貼り付けるという方法を取ることにしました。
 
 
長々と前置きを書きました。では、さっそく手順を紹介します。
まず、GM「中型駅」の壁面パーツを塗装します。
イメージ 3
使うのは駅正面側のパーツと左側壁面パーツをカットしたものです。これでトミックス中型ビルの横幅とほぼ同一になります。これを小田急アイボリーで塗装します。
 
次に0.2mmのプラ板を用意します。
イメージ 4
これを「中型ビル」の大きさに切り出し、伊豆急の色(品名を忘れました)を吹いた(左側)のち、上から軽く小田急アイボリーを吹きます(右側)。
 
 
次に、塗装した0.2mmのプラ板を中型ビルに貼り付けます。
イメージ 5
イメージ 6
※元の製品の屋根部分には縁がついており、壁面と縁との間には僅かな段差があります。そこで、0.2mmのプラ板を貼ることで元の製品のガラス窓部分を塞ぐだけではなく縁と壁面の段差を埋めることができます。ですので、このプラ板の切りだしは中層階パーツ下段~屋根パーツ縁の下までとなります。(この画像でも、縁とプラ板との境目が分かりますでしょうか。)
 
この上に、GMパーツを貼り付けていきます。
イメージ 7
 
すべて貼り終えると、このような感じになります。
イメージ 8
デパートの階数ですが、レイアウトの大きさに合わせて6階としました。実際の大宮高島屋より低いですが、我が家のレイアウトではこれで充分です。トミックスの中型ビルの建物パーツは2つ、GMの壁面パーツも2セット分を使いました。
 
そして、入口のある1階パーツに嵌めこみます。
イメージ 9
それらしい形になりました。完成品ベースですので、強度も充分です。
 
あとは、同じ工程でもう1セット作ります(窓配置を若干変えました)。
 
それを隣り合わせにおけば、「大宮高島屋」風デパートの完成です。
イメージ 10
あとは側面の看板、入口上にある赤いアーケード、テナントの広告などの小物類を作ればそれらしくなるでしょう。
 
レイアウトにオリジナルの建物が置けたので、凄く満足です。

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