駅に併設した留置線。
車両を留置するとともに、駅ホームを見えやすくするために設置していました。
しかしながら、留置線があることで団地のスペースが狭くなっていました。
また、留置線へのポイントレールは駅舎の下になり、操作しにくい状況でした。
更には、分岐レールに合わせて駅前広場があるため、分岐レールに合わせて広場が斜めになっていて、線路と駅前の境界に違和感がありました。
また、駅階段部分とレールの間に隙間ができ、階段の後ろ側のスペースも埋められず、何とも中途半端な感じになっていました。
(雑草でも植えれば実景らしくなるかもしれませんが、鉄道用地の地面はバラストの有無や色合いなどが難しく、どのようにすべきか決め手を欠いていました。)
そこでレール配置をあれこれと考えていたのですが、分岐を逆にして4線の留置線を1面2線のホームにすると上記の欠点をすべて解決できるのでは、と思い付き、作業することにしました。
まず、分岐を団地側にします。
こうすることで、団地側にスペースが生まれ、ストラクチャーの配置に余裕が生まれます。また、本線から分岐するポイントレールも駅舎の下ではなくなり、扱いやすくなります。
そして分岐後の線路は4線の留置線から1面2線ホームを想定した配線とします。
駅舎と屋根付きホームの購入はこれからとなりますが、手前側がホームになることで駅を大きく見せることができるでしょう。また、こちら側を分岐にしなかったことで、レールと駅前広場の境界が斜めではなく線路と平行した形となり、違和感がなくなりました。
また、不自然に空いていたスペースも無くなり、レールが敷設されました。
更に、4線の留置線から1面2線の配置になったことでエンドレスの内側が少し広くなり、駅前ロータリーを広げることができました。
バス停1つ分を右側にずらし、左側ロータリーを広げることができました。
駅の階段部分。
作業前は分岐してきたレールが階段に対して斜めになっていま。したが、線路と階段が平行となり、違和感がなくなりました
また、エンドレスの内側が広くなり、街並みの配置変更も行いました。
これまでは画像左右に走るあ。道が川越「蔵の街」イメージの旧市街地でしたが、線路沿いにあると走行する列車の背景とミスマッチする感じがありました。エンドレスの内側が広がったことで現代風の住宅を置くことができ、私鉄でもJRでも似合う線路沿いの背景となりました。
また、旧市街地ですが、こちらもエンドレスの内側が広くなったことを利用し、線路に平行ではなく垂直方向に配置することができました。
こうすることで街並みに奥行きが出て、更にはこの街並みに似合うバスコレを正面に眺めることもできるでしょう。(もともと蔵の街をレイアウトに作ろうと思ったのはバスコレ展示用の意味合いもありました。)
今回は分岐レールの位置を変えただけですが、これまでの問題点を全てスッキリする形で解決することができました。これでまた作業していく部分が増えることにもなりましたが、楽しみながら地道に作業していきたいです。