トミックスの京浜東北線209系をLED化しました。
左が後進時、右は前進時です。ヘッドライト、テールライトが明るく輝くとともに、前面方向幕用に白色チップLEDを取り付けました。
では、手順を紹介します。
まずは車体から床下を抜き、基板を取り出します。
次に、基板から豆球などを取り去り、チップ抵抗を取り付けます。
基板左上の小さな黒い長方形のものがチップ抵抗です。
次に、白色LEDを基板とライトケースの位置に合わせて折り曲げます。
折り曲げは現物合わせですが、だいたいの位置をペンチで挟みながら折り曲げると容易にできます。
向きですが、先頭側を右側とすると、ヘッドライトもテールライトもアノード(+)側/脚の長い方が上となります。
白色LEDを付けた基板です。
次に、方向幕用の白色チップLEDを取り付けます。
まず、チップLEDの両端にハンダを少し盛ります。これを2個用意します。
次にヘッドライト・テールライト用の脚にチップLEDをそれぞれ取り付けます。
チップLEDの位置は、ライトケース上部の穴に合わせます。予めチップLEDにはハンダを盛っていますので、ハンダゴテを当てるだけでチップLEDを脚部分にに取り付けできます。
テスト点灯。
ヘッドライト、テールライト共に無事に点灯しました。
そして、基板をライトケースに戻します。
基板の脚を立てておくと接触不良が起こりにくいように感じました。
ライトケースを被せ、LEDの位置を確認します。
ライト、方向幕ともに上手くいきました。
そして車体を被せます。また、ヘッドライト部分を電球色にするため、ライト部分にはマッキーのライトブラウンを着色しておきます。
これで先頭車1両分のLED化が終わりましたが、もう片方の先頭車はあることを思いつき、試してみることにしました。
こちらはヘッドライト用に電球色LED、方向幕用に白色LEDを使用しました。こうすれば、ライト部分にマッキーを着色する必要はありません。車体を被せても、ヘッドライトは電球色、方向幕は白色できちんと点灯します。
そして試運転。
こちらはヘッドライトを電球色LED、方向幕を白色チップLEDを使用した先頭車です。無事に明るく点灯しているのが分かりますでしょうか。
今回はトミックスの209系をLED化しましたが、これで他社の車両と共演させても遜色なく、むしろ目立つ存在にできました。