前回の作業で、地形が決まり「蔵の街」の位置が定まったレイアウト。
今回は、画像右手前側に当たる坂道と線路沿いの間を処理していきます。
まず、線路沿いで意識したいのは、ズラリと並べた住宅です。
レイアウト手前側に住宅を並べることで、直線を走行する列車を流れるように見ることができます。
しかしながら、手前側に家があることで「蔵の街」が見えにくくなります。
「蔵の街」の入り口、見え過ぎてもリアリティがありませんが、家が手前にあることで街並みが見えにくくなるのも事実です。
そこで、この部分のみ掘り下げてみました。
右側の住宅までを線路と同一の高さの地形とし、蔵の街の手前側を一段落とした地形とします。
家を置いて雰囲気を掴みます。
「蔵の街」のみならず、遠くの風景が見えやすくなるとともに、高低差が生まれたことで線路沿いの風景に変化が付きました。
この部分、わずかなスペースですので狭小住宅を置くと雰囲気がでます。
また、地形と線路の境界ですが、線路と住宅の段差をコンクリートの防壁イメージにしてもよいのですが…。
このように斜めに土台を削ることで土手のようにしてみました。
地形の処理に変化が付くと共に、高架~土手~地平の順で線路脇になだらかな変化を付けることができました。
ここまでの作業で、レイアウトの左半分の街並みイメージが出来てきました。
いかがでしょうか。あとはストラクチャーを入れ替えながら建物を決定し、道路や木々の設置を行いたいと思います。