先月、1両だけチップ抵抗を交換したGMの東武6050系ですが、光漏れなどの原因が分かったり、何と言ってもハンダゴテを持って作業したくなったため、残る先頭車も作業しました。
まずは交換後と前の比較をご覧ください。
左:交換後
右:交換前
抵抗値を560Ωに交換したことで、光の強さが増しました。
作業手順です。
まず、車体からライトケースを取り出します。その際に用いるマイナスドライバーですが、前回は奥側の小さいものを使ったのですが、今回は手前側の少し大きなものを使いました。
ライトケースの外し方ですが、まずは天井部分にマイナスドライバーを入れます。
次に、正面に少しだけマイナスドライバーを入れ、ケースを緩めます。
そして緩んだライトケースを車体に直角に引き出すと外れます。
外したライトケースですが、遮光用シールは画面左側パーツに貼り付けたまま、右側パーツの部分のみ剥がすと分解できます。
前回はこの時に遮光用シールを全て剥がしてしまい、その後の貼り付けに苦労しましたので、左側パーツに貼ったままにしておくと作業しやすいです。
そして元のチップ抵抗をハンダゴテを用いて外し、560Ωのチップ抵抗をハンダ付けします。
きちんと取りつけられたか確認します。
上の画像がヘッドライト用、下の画像がテールライト用です。どちらも光量が増えました。
前回に課題だった光漏れの場所。
どうやら後部と側面下部分から漏れるようです。
できるだけ遮光用テープをしっかり貼っておきます。
前回、特に課題だったテールライト点灯時。
テープをしっかり貼ることで、光漏れが目立たなくなりました。
しかしながら、暗くするとこのように…。
夜景を走らせる場合などは車体内側を塗るなどの対策が必要です。
我が家は基本的に夜景で走らせることはなさそうですので、気にしないこととします。
全ての先頭車に同じ作業をしました。
これで東武6050系の迫力ある走りが楽しめます。