交差点部分の商店ですが、角店ではない店舗を使ったため、建物が歩道のコーナーに直角に出っ張っていました。そこで、店舗を下げて駐輪スペースを設け、角部分に歩道を斜めに敷きました。言葉で説明しにくいので、以下の画像をご覧ください。
上:処理前
下:処理後
変化が分かりますでしょうか。処理前は建物が直角に出っ張っていたのですが、下の画像のように店舗を下げ、駐輪スペースを設けるとともに、駐輪スペースのコーナーに歩道を斜めに増設しました。
これで見通しが良くなるとともに、実際のように歩道のコーナーが斜めになり、リアルになりました。
では、作業手順です。
手を入れるのは、先日に歩道を車道側に拡張した交差点部分です。クリーニング店の建物が歩道に直角に出っ張っていますので、これを解消していきます。
まず、土台、駐輪スペース、歩道を切り出します。
土台となる長方形のスチレンボードを切り出し、駐輪スペース用コンクリート部分のスチレンボード、三角形に切り出した増設部分の歩道を用意します。
まず、土台を接着します。
この部分は道路の上に歩道を貼り付けていますので、道路+歩道の厚みが必要です。そのため、道路と同じ厚みの土台を貼り付けたのちに駐輪スペースと歩道を貼り付けることになります。
次に、土台の上に駐輪スペースと斜めに切り出した歩道を貼り付けます。
この斜めにカットした歩道が今回の処理の目玉です。
そして隙間を粘土で埋めます。
上から見た構図です。
店舗を下げる際、右後部の歩道が当たりましたので、そちらも少しカットしました。
そして塗装。
塗料ですが、タミヤのアクリル塗料を使っています。歩道部分はニュートラルグレイ、駐輪場部分は明灰白色を遣いました。
最初に載せた画像ですが、処理前と処理後を再度、比較します。
やはりコーナーが斜めに入った歩道部分、効果絶大です。
上から見た構図で、印象を確認。
歩道の建物側コーナーが斜めになり、リアルになりました。
今回の処理、店舗敷地のコーナーを斜めにしたのがポイントです。角店になった建物を使うのであれば不要な処理ですが、今回は角店ではない店舗を使ったので、このような形でリアリティを持たせることができました。