本日、東武ファンフェスタに行き、限定発売の鉄道コレクション「東武3000系(新塗装)4両セット」と「東武3050系(新塗装)2両セット」を購入しました。
3000系、3050系ともにクリーム色の旧塗装も合わせて発売となりましたが、今回は新塗装のみを購入しました。また、限定の動力も2セットほど購入しました。
実車は大正末期頃からの電車を、昭和30年代後半から更新した形式で、下回りはそのままに18m3扉の車体を新調した車両です。種車のモーター出力の違いにより、3000系、3050系、3070系が制作されました。
では、さっそく内容を見てみましょう。
まずは3000系から。
モハ3100
柏寄りの電動制御車。下回りの重厚さに軽快な車体のコントラストがいい感じです。
先頭の「東武顔」もクッキリとしており、ライト周りや窓の雰囲気、方向幕や種別膜ともにバランスが取れているように思います。「乗務員室」部分の窓や側面の印字類もしっかりと表記されています。
サハ3200
中間付随車。電動車に比べて機器の少ない床下、パンタのない屋根周りがいいですね。
モハ3300
中間電動車。こちらも重厚な感じがします。
クハ3400
大宮寄り付随先頭車。実車も最後尾の時はカラカラとくっついていた感じがしていました。ホロ付きの先頭部分が印象的です。
今回は、台車の違いに「そう来たか!」と思いました。
上:サハ3200/モハ3100
下:クハ3400/モハ3300
実車は様々な旧型車を更新しましたので、台車もさまざまでした。こちらについては後日詳しく調べたいと思います。
今回、3000系は3セット購入しました。(5900円×3でしたのでイタイ出費でした(泣))
4両×3セットの12両ですが、これを以下のように組み替えます。
まず、1セットを先頭×2と中間×2の2両ごとにバラします。
次に、中間2両を4両編成の中に組み込み6両固定編成を組成します。
バラした先頭は2両固定とし、4両セットに足して4+2の6連とします。
これで実際の野田線で見られた6両固定編成と4+2=6両編成が出来ました。
※6両固定は3111Fに仕立てる予定です。
次は、3050系2両セットです。
モハ3550とクハ3650の2両セットです。
一見、3000系セットと変わらないように見えますが…。
何と、細部を作り分けてきました。
まずは乗務員室の扉位置。上が3000系で下が3050系ですが、乗務員室扉の一は3000系が前目に、3050系は少し後になっているのが分かるかと思います。
更には窓回りの差異もきちんと表現されていました。
左:3000系
右:3050系
窓上の端が3000系は丸みを帯びた形に、3050系は直角になっており、実車の通りの違いを出していることに驚きました。
ここで、以前に記事にした実車の走行音を載せておきます。よろしければ釣り掛けサウンドをお聴き下さい。
最後に整理します。
今回の3000系、3050系ですが、鉄道コレクションで発売してくれたら…と前々から思っていたものでした。それだけに、こうして購入できたことに満足しています。
今後ですが、Nゲージ化を図るとともに、実車の写真(確か屋根周りや床下、台車なども撮影したはずです)も残っていれば、記事にしていかれればと思っています。(なお、今回の3050系は3070系に改造予定です。)
また、半月後くらいには駅での発売になると思いますが、その時はクリーム塗装の編成を揃えるとともに、新塗装の3050系のブツ6も再現したいと思います。