昨年にLED化関連で行った作業の紹介をします。
①マイクロ/トミックス 115系のライト着色について
マイクロースおよびトミックスの115系ですが、方向幕白色化のため我が家では白色LEDを取り付けています。その際、ヘッドライトにはクリアオレンジを点していましたが、オレンジが強すぎてリアリティに欠けていました。
そこで、オレンジを落とし、ラウトブラウンのマッキーで着色することとしました。
具合は良好。ライトレンズに色が付きにくく根気の要る作業となりましたが、電球色に近い色で光る様子を見て効果のほどを感じました。
②マイクロエース東武1800系 白色LED化
こちらも電球色(オレンジ?)に輝く製品でしたが、白色LED化。方向幕が白く光るようになりました。ヘッドライトは①で紹介したマッキーを使用して電球色のような色にしました。なお、標識灯はもともとオレンジのパーツが使われていますので、そのままにしてあります。白く光る方向幕、格別です。
(なお、反対側は基盤剥離を起こし、非点灯。いずれ自作基盤で対応します。)
③トミックス EF65-1000(前期型) 電球色チップLEDに交換
こちらはチップLEDを電球色に交換。少しの作業で見違えるようになります。
④GM東武6050系 チップ抵抗交換
もともと光量のあるGM東武6050系でしたが、チップ抵抗560Ωに交換し、更に明るく輝かせるようにしました。なお、テールライト点灯時に車体の透けが目立ちますので改善策を検討中です。
⑤KATO 221系 電球色LED化
今年最大の難関だったKATO221系のLED化。強引な配線で何とか片側先頭のみヘッドライトだけLED化させることができました。基板剥離も多く、自作基板でやり直しを検討中です。
⑥「曲がる基板」購入
自作基板製作のため、「曲がる基板」を購入。扱いやすそうで、今後これを使いこなせればと思います。
試しに東武8000系の光量を上げるため取り付けましたが、もともとライトレンズが着色されていたため黄色く光ってしまい、取り外す結果に。
ただ、自由度の高い基板ですので、今後LED加工をするときに必要不可欠なものとなりそうです。
⑦GM 近鉄9020系 チップ抵抗交換
こちらは先ほどの東武6050系と同じくチップ抵抗を560Ωに交換。明るく輝くようになり、下部にある種別灯もはっきりと白/赤に点灯する様子が分かるようになりました。車体の透けもなく、やりやすい加工です。
⑧GM 近鉄2610系 電球色LED化&チップ抵抗交換
近鉄2610系ですが、2年ちょっと前に片側先頭を方向幕点灯化させていました(写真右)が、もう片方の先頭が未加工のままでした。本当ならば方向幕点灯化もさせたかったところですが、あの難加工をする気力も起きず、写真左側のように製品のオレンジLEDを電球色に交換するとともに、チップ抵抗も560Ωに交換しました。
以上、昨年中にLED関係で加工した作業を紹介しました。
例年に比べ、作業した車両が少ないこと、これまでの修正や補足が主な作業だったこと、GMの基板はチップLED交換が中心であったことから、大掛かりな加工がありませんでした。また、221系や東武1800系のように、中途半端なままで作業を終えるものも多く、達成感を得るような加工ができませんでした。
ただ、「曲がる基板」については、これが使いこなせれば元の基板を取って置く形で安心して作業ができると思いますので、今後の可能性を感じました。
今年は今までの手直しを中心に曲がる基板の使いこなしが主な作業となりそうです。そのあたりのことは追って記事にしたいと思います。