レイアウトですが、3複線ボードをひとまず終了させ、単線&複線ボードの制作に入ります。
構想のきっかけですが、以下の2点です。
①3複線だと、似合う車両が高崎線や京浜東北線に限られ、私鉄などが楽しめない。
これは鉄コレの東武8000系ですが、野田線の車両ですので複線か単線が似合いますが、線路が多い場面ではリアリティが感じにくいです。
②かねてより、田園風景の似合う伊勢崎線風のレイアウトが作りたい。
(加須~南羽生間/1991年2月頃)
そこで、3複線レイアウトとは別に私鉄の似合う複線レイアウトが製作できたらとも思いましたが、現実には場所もなく、躊躇していました。
そのような折、手前側直線部分をモジュール化し、入れ替え可能な複線用ボードを作れば部分的に田園風景の似合う風景が作れるのではないかと思い始めました。
そして昨年夏に一度記事にしましたが、試作したのが以下のボードです。
100均のボード上に切り出したボードを貼り付け、田んぼの中の築堤上を走る複線の路線をイメージ。東武伊勢崎線や近鉄名古屋線の風景が再現できます。3複線エンドレスの手前側直線部分の2線で再現しました。カーブ部分や奥側直線部分は6線のままですが、視線は手前側に集中しているので、違和感なくは知らせられました。
これが決め手となり、手前側部分のモジュール化を決定。
さらに、単線と複線を一度に再現できないものか模索しました。
そして、この画像のような線路配置を考えました。3複線のうち、奥側1本と手前側2本を残り、中の3本を抜きます。そして空いた部分に田園風景や住宅地を再現することで、手前側直線部分で一気に単線と複線を再現できます。
単線は単線、複線は複線でそれぞれ楽しんでもいいですし、単線を支線、複線を本線という形でもよし、画像のように他の会社の競合路線を設定することができます。
このようにすれば、先日のボードを含め、単線~複線~複々線~3複線と、手持ちの車両に合わせた風景が可能となります。
これでコンセプトが決まりました。
今後、制作手順を記事にしていきます。