TOMIXから489系あさま色が発売され、189系と並べることができるようになりました。
同じカラーながらも、やはり違いがある両形式。そこで、簡単ではありますが、両形式から受ける「印象の差」を確認したいと思います。
まず、ケースのイラスト部分。
どちらも同じ構図ながら、前面部分に違いがありますね。上部ライトまで収める都合、489系の方が小さい縮尺で描かれ、スッキリした印象です。
次は、先頭部分です。
初めて気付いたのですが、運転席のスペースに違いがあるのですね。189系の方が広く取られていますね。そのため、「ASAMA」のロゴ部分にもスペースがあります。一方、489系は運転席部分が狭く、乗務員室扉のすぐあとに客席があるため、収まった印象です。
次は、前面です。
正方形のマークにスッキリとした前面の189系と、貫通扉のフタが残り、細長いマークの489系で印象に差がありますね。また、489系の上部ライトにも特徴があります。なお、ライトの明るさに差は見受けられませんでした。
次は、テールライト点灯時です。
今気づいたのですが、489系はテールライト下部にステップが残りますね。
次は、屋根上を眺めます。
屋根、パーツともにグレーの色合いともに差はありません。
モハ188とモハ488の屋根上比較。
片パンタが撤去された直流用のモハ188と、交直流で両パンタが設置されているモハ488の違いはすぐに分かりますね。
パンタ無しの車両については、特に印象の差はありませんでした。
しかしながら、ここで改めて気づいたことは、1ドアの489系と2ドアの189系で、トイレの位置が逆になっていますね。画像右が上野方向ですが、ここで改めて気づきました。
こちらはサロの比較です。
窓配置に若干の差があります。
最後に。
今回は印象の差を比較しましたが、以下のような形で整理できました。
・実際に見慣れていた編成は189系で元々が正統派のイメージ。489系は編成数も少なく、少数派。
・しかしながら、その少数派の489系は、マークが細長く、ステップや屋根上の機器が多く、ゴツゴツした印象。
つまり、「大多数を占めた189系と、少数派ながらも存在感を放つ489系」という違いが両形式のイメージの差というように、自分自身で整理できました。
両形式それぞれの魅力を大切に、これからも走らせたいと思います。