昨年ですが、バスコレ走行システムの道路を自作しました。
ダイソーの方眼用紙(108円)に、シマホで買った針金(80円くらい)で製作しました。製品の道路はTOMIX線路の規格通りですので、道路幅が広いのが気になっており、自分で好きなように道路が引ければと思っておりました。
方眼用紙ならば、マス目に合わせて線を引き、針金を貼りつけて紙を裏返せば、そのままグレーの下地の上をバスが走る形となります。
では、制作手順を紹介します。
まずはダイソーの方眼用紙を取り出し、レイアウトの寸法を決めます。今回はTOMIXのコンビネーションボードに合わせ、600mm×300mmになるよう、切り出すとともに2枚の用紙をガムテープで貼り付けました。その用紙に、定規とコンパスを用いて道路の中心となる部分に線を引きます。
今回は、2車線道路の単純なエンドレスとしました。
針金は、0.5mmか0.7mm(忘れてしまいました)を試しました。
癖がついていますが、直線・曲線ともに線を引いた部分に当てながらガムテープで貼り付けます。
カーブの部分などは、現物を合わせながら適切な幅を決めていきました。
用紙の裏に針金を貼り終えました。
直線部分は27mm~30mm、カーブ部分は最大35mmくらいの幅を持たせました。TOMIX線路規格の37ミリよりも狭い幅としました。
さっそくテストをします。
手前の3台に動力を組み込んであります。ぐるぐると走り続けました。ひとまず施工です。ただし、時々脱線する動力があります。曲線から直線に移る時に、タイヤが戻らずに曲がったままになってしまうものがあります。
もしかしたら、針金が細かったことが原因かもしれません。今回は0.5mmか0.7mmを遣いましたが、1.0mmを使った方が良いかもしれません。
カーブ部分のすれ違い。
カーブ部分では最大3.5mmの幅を取りましたが、こちらは間が広すぎたかもしれません。
最後に、冒頭の画像をもう1回載せます。
中央奥の1台と手前右の2台が走行中(ややブレているのが分かるかと思います。)
道路に針金をつけただけですが、走りは快調です。ちなみに、この段階では建物は接着しておりません。
では、まとめます。
・バスコレの道路を自作しました。
・製品よりも、道路幅を狭くできます。
・自由な配線ができます。
・値段は、方眼紙が108円、針金が80円程度で200円以内です。
・方眼紙を使うことで、線を引く際の目安ができます。
・直線は定規、曲線はコンパスで線を引きました。
・針金は、バス離脱防止の観点から1.0mmが良いようです。
以上が、昨年末に行なった作業です。
この後ですが、この紙を用いて「神奈中バスコレ走行レイアウト」を作りましたので、追って制作記を紹介していきます。