レイアウトのリニューアルにあたり、「線路からの建物の見え方」を追求したいと思っています。
先日のレイアウトの記事で、駅を奥側に置いて手前側を直線で駅間の走行を楽しむということを書きましたが、そうすると駅間の風景の出し方が重要になってくるわけです。
そこで、線路沿いに建物を置き、様子を見てみることにしました。
まず、線路沿いに道路を通し、建物の正面を楽しむ配置を見てみます。
線路沿いに道路があることで広々とした空間が生まれます。また、建物が正面となりますので、線路を通る列車の走りを楽しむとともに道路や建物からストーリー性を考えることができます。
次は、線路に対して建物を斜めに配置するケースです。
見え方に変化が付きますが、コーナー部分の処理は工夫しなければなりません。コーナー部分を駐車場にするなど、自然な処理が求められます。
次は、線路に対して建物が背を向ける配置です。
こちらは比較的大きな建物を並べてみました。建物1つ1つに大きさがあり、ゆったりとした郊外の雰囲気になりました。
次は、狭い建物を詰めて並べた場合を見てみます。
密集感がたまらなく良いですね。こちらは都心部に近い形でしょうか。
次に、建物を現代風から古いものに置き換えてみます。
やはり雰囲気が変わりますね。こちらは73系電車やデッキ付き機関車+旧客などが行き交う風景になりそうです。
以上のように色々検討したのですが、今のところ我が家では下の画像のような風景が良いかなあと思い始めました。
同じ向きに家をズラリと並べる、というやり方です。
元々このレイアウトは奥に駅を配し、駅間の走りを楽しむために手前側に直線を持ってきましたので、列車に対して流れるような風景が欲しいと思っていました。
前のレイアウトでは風景画ブツ切りになってしまっていたのですが、直線部分の家の向きを揃える(風景を揃える)ことで、背景が切れること無く列車の走りを楽しむことができます。
視線を下げてみます。
奥行きも感じられますね。
今後、道路幅や他のストラクチャーとの兼ね合いも必要ですが、とりあえずの基本ラインができました。