レイアウトの線路配置ですが、昨年はいろいろと試行錯誤しておりました。
前回のレイアウトは「複々線」でしたので、まずは同じ線路配置にしました。
2400×900のスペースに、直線10両分のエンドレスが開業できました。
しかしながら、複々線に似合わない車両を走らせにくいという欠点がありました。
レイアウトがいくつも持てれば問題ないのでしょうが、我が家はこのスペースしかレイアウトが作れません。
そこで、複々線と複線を同時に設けた線路配置を作ってみました。
(この内容は、昨年の5月頃に試したものです。)
奥側の線路も2本分が手前側にせり出しますので、迫力ある走行が楽しめます。
しかしながら、東武の車両を走らせると…。
東武はひたすら直線を走る姿が私のイメージでしたので、カーブのイメージがまったく似合いませんでした。この後、高崎線の車両も走らせたのですが、これまたカーブが似合わず…。模型ではS字カーブは見せ場だとは思うのですが、個人的には高崎線や東武のS字カーブは違和感が強く残りました。
また、緩急分離の複々線では、同方向の車両がそのまま複線区間に入ってきます。
これまた違和感がある光景ですので、この案は止めることにしました。
次に、手前側をモジュール化する案を思いつき、以下のようなサンプルを作りました。(昨夏に実施。)
複々線のエンドレス手前側の直線をモジュール化し、複線用のモジュールと置き換えるというものです。画像ですが、百均のボードで田園風景を試してみたのですが、意外といけそうな手ごたえを感じました。
エンドレス部分や奥側直線は複々線のままですが、走行時は意外と奥側に視線が行かず、手前側ばかり見ていることを自覚しましたので、この形で方向性を検討することにしました。
また、以上と並行し、直線部分のスタイロフォームを延長したことで3複線化が可能となりました。
この光景は長年やってみたかったことです。
そうすると、複線モジュールも魅力ながら、3複線も魅力。ならば、ワイドレールの特性を生かして、手前側直線だけでも「単線」「複線」「複々線」「3複線」、更には「高架化」も可能となるのでは…と発想がどんどん出てきました。
そこで、レイアウトの左右カーブ部分と奥側直線は3複線(取り外し可)、手前側のみモジュール化して単線&複線ボード、3複線(複々線)ボード、高架線(複線&複々線)ボードの3種類を作ることにしました。
次回は、スタイロフォーム設置を記事にする予定です。